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那覇センセイション のっちインタビュー
那覇市青少年舞台プログラムは、那覇市文化振興課によって運営されています。
その担当者が野底武光サン。この人がタダものではなくて、ハワイ公演なども精力的にこなす「那覇太鼓」の会長でもあります。
いつもは那覇市側の立場で、時には那覇太鼓・会長の特権を行使して、応援してくれる便りになる人です。

●今回の『那覇センセイション』は、「那覇平和芸術祭」の一環としての公演になるそうですが、どのようないきさつなんですか?

「那覇平和芸術祭」は今年で6年目になります。私が関わったのは第4回からで、当時、ジャズフェスティバルの開催だけだったのですが、もっと平和色の強いものをと要望がありました。当時、那覇教育委員会にいた仲盛先生に相談したところ、先生方による朗読劇「なは・せんせいション」を開催することになりました。その時の演出は私が担当しました。

その舞台を見ていたのが、脚本家の与那良満太さんで、この話をアレンジして密かに「沖縄文学賞」の戯曲部門に応募していたようです。ちょうどその頃、平田大一さんが那覇市の芸術監督に任命されたこともあって、翌年は、急きょ、平田さんの演出で舞台発表することに。平田さんは「沖縄文学賞 戯曲部門」の審査員でしたから、目に留まった満太さんの脚本を持ってきたんです。

昨年の11月には、平田さんの演出で「那覇センセイション」の初演が実現しました。

●なんだか不思議な話ですね。今回は「地雷犠牲者救済募金」を実施するそうですが、どこに寄付するのですか?

那覇平和芸術祭は中高生による「ジャズフェスティバル」と「那覇センセイション」の2本立てで実施しています。自分たちが(平和を発信する)活動をすることで、誰かを助けることができるのならという想いで、今年からはじめます。

集まった寄付金は、「ジャズフェスティバル」と「那覇センセイション」の代表を連れて、赤十字社に寄付しに行きます。

那覇センセイション のっちインタビュー●那覇市青少年舞台プログラムで、子供たちの成長は感じますか?

歌ったり、踊ったりだけではなく、仲間を作ったり、社会のルールを知るのも、すごくいい経験だと思います。厳しい世界ですから、叱られることも、多々あるでしょう。今の子供たちは叱られるとすごくへこんでしまうそうですが、ここには愛情を持って叱ってくれる大人がたくさんいるので、叱られてもへこたれない人に育つんじゃないでしょうか。

●野底さんは那覇市職員として、つまりは仕事で那覇っ子たちに関わっていますが、プライベートでは「那覇太鼓」の会長もされてますよね。何を目指していますか?

自分としては、常に子供たちに関わっていきたいですね。その点では、仕事もライフワークも、すごく充実しています。ゆくゆくはメンバーたちが、ここで得たことを糧として、自立していく応援をしていきたいです。
那覇センセイション のっちインタビュー

子供たちを見守る野底さんは決して威張らず、その視線は、いつも温かく、ときには厳しいことも言ってくれます。
那覇太鼓の舞台では、オープニングアクトとして起用していただいたり、『燃える首里城』では那覇太鼓をゲストとして出演していただいたりと、別の意味でお世話にもなっています。前向きに生きる大人たちに支えられ、成長していく子供たちは、きっと自分たちの将来を夢見ることができるでしょう。
子供たちは大人の生き様を見ています。



タグ :野底武光

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この記事へのコメント
本番ぃょぃよ明日ですね!!
とっても楽しみです。

友達と一緒にみに行くつもりなので,
みなさん千葉ってくださぃ!
Posted by まちこ at 2007年10月24日 19:49
まちこサン

観に来てくれてありがとう。
踊りたくてウズウズしていたんじゃないですか?

また、中ホールであいましょう!
Posted by miyukaki at 2007年10月26日 23:39